着物、ドレスを中心にハイグレード・ハイクオリティなファッションを、トータルで提案・創造する、創業90周年の株式会社三松(所在地:東京都渋谷区 代表:齋藤徹)は、2023年1月9日の成人式を2か月後に控え、老舗『三松・しゃら』のふりそで人気カラーランキング上位トップ5および近年の受注傾向を発表いたします。
●振袖人気カラーは白・アイボリー系!不動の赤を抑え初の1位
伝統と老舗のきもの専門ブランド「三松」、きもののおしゃれを自分の感性でアレンジして楽しみたい女性のための「しゃら」はこのたび、今年度の成人式振袖の着物地受注カラーランキングを調査しました。その結果、不動だった赤系を抑え、白系が初の1位となりました。
2023振袖人気カラーランキング
1位:白系 (20.7%)
昨年から人気が伸び、SNS検索でも検索上位ワードになる
2位:青系 (16.7%)
古典色の紺系統は根強い一方、ニュアンス系水色が人気傾向
3位:赤系 (15.7%)
親御さんからの支持が高く、間違いがない安心の古典色
4位:緑系 (13.9%)
古典色に加え『花がぁる』シリーズの深緑色が人気を牽引
5位:ピンク系( 9.3%)
大人っぽいニュアンスカラーのピンクが人気上昇中
※ニュアンスカラーとは、グレー・ベージュなどを混ぜた柔らかい印象のくすみがかかった色味のことです。
●SDGsで注目 ママ振袖が増加
大切なふりそでを祖母・母・娘と3世代で着たい…。サイズ直しとお手入れ、トレンドの小物でリメイク提案する「ママ振袖」は吉祥寺店では100名以上、昨今のSDGs視点でも注目を集めています。2020年コロナ禍前の成人式と比較するとお客様数・売上共に130%増となりました。
正統派、老舗の魂が現代に息づく「きものの三松」「しゃら」に対し、きものの可能性を日常のアパレル(洋装)まで拡張展開している「ふりふ」はレトロモダンで個性を大切にしたい全ての方に開かれたブランドです。今や性別や国籍を超えてご指名頂くことも。オリジナルテキスタイルで多様性を表現しています。
そんな「ふりふ」のZ世代へ向けた新成人スタイルは、常識にとらわれない“フリソデ”。2023年成人式の「ふりふ」ブランド単体の売上高は昨年の1.6倍と大躍進を遂げました。
❁ 400点以上の種類豊富な小物から、遊び心溢れる個性派アレンジ
①頭にはティアラ、首まわりにはタックリボンをあしらい、座ると足元からレースが見える洋装仕立ての長襦袢、着物の柄は純和風ながらもポーセリンアートを思わせる色合いや雰囲気が漂います。帯柄は流行のモロッカン柄を金糸で表現。帯留はブローチ風、帯飾りはパールをネックレスのように掛け、真っ白なシルクのグローブで仕上げて。
②花芯にパールビーズをあしらった洋装を思わせるヘッドドレス、フリルが見える立襟、大胆な線で百合の花を散りばめた着物柄は大正ロマンテイスト、こちらも帯留めや帯飾りにパールやブローチ・レースを採用、グローブもレースで合わせたら、成人式にはブーツを履いて行くのが新常識。
どちらもジャンルの違う自分だけの”ヒロイン”な雰囲気を演出しており、振袖アレンジの幅が広がり続けています。